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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第175章 百七十五日目



夜、ウリエが飛び込むようにして部屋に戻ってきた。

「おい。泥を落としてから戻ってこいと」
「すみません!あの、これ。」

興奮した様子で俺の前に付きだしたのは、硬貨が入っているだろう袋。

「給料か。」
「はい。」

とにかく付き出したまま固まっているウリエの手から、給料の入った袋を奪い、綺麗にして来い。と部屋を追いだした。

中身はまだまだ雀の涙ほどだが、よほど嬉しかったのだろう。
身綺麗にして戻ってくると、疲れているはずなのに楽しそうに硬貨を数えていた。






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