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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第164章 百六十四日目



馬上訓練。
今回の壁外調査で多くの団員を失ったが、それなりに馬も失った。

ウリエのしつけた馬も訓練に参加していて、調教した本人も不安げに見に来ていた。
もちろんジークリットを連れて。

「ウリエ。良い具合に仕上がってるな。」
「ありがとうございます。」

少し、ウリエのしつけた馬に乗って見た。
動きは強引で素直ではないが、初めてにしては上出来だろう。

「リヴァイさん。一緒に夕食が食べたいです。」
「あぁ、もちろんだ。」

馬を厩舎に戻し、汗を流してから一緒に夕食へ向かった。

昨日ハンジといたことを思い出したが、特に変わった様子はなく、何か吹き込まれた訳ではなさそうだった。

夜、部屋に戻っても何も言ってこないのが少し不気味ではあったがな。






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