第156章 百五十六日目
五日目の夕方、壁内に帰還。
成果はまあまあ、死者多数。
団の入り口までウリエが迎えに来ていた。
初めてだ。
遅くなったことを心配していたのだろうか。
「おかえりなさいませ、リヴァイさん。」
「あぁ。」
もっと言いたい事はたくさんあった気がする。
俺はウリエの背を押して、今日は部屋に居るようにと告げただけだった。
あの時、見せつけるように抱きしめでもすれば……
後悔しても無駄だ。
今、ウリエはここにはいない。
俺がハンジの所へやった。
意固地になっているのは、俺か?
もう休む。
明日また詳しく書こう。
・・・