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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第136章 百三十六日目



ほとんどウリエの世話から解放されるようになった。
数か月、ウリエをどう人間に戻すかを考え続けて来た日々が終わりそうだ。

人並みに誰とでも会話ができるようになったと思うし、自分の思うように行動する事ができるようになったとも思う。

あいつは頭が悪い訳ではない。
覚えもいいし理解も早い。
素直で真っ直ぐだ。

団の中でも、上手くやっているよう。
友人とまでは行かないだろうが、食堂で楽しそうに仲間内で食事をしているのを何度か見かけたことがある。
特にペトラ・ラルとは仲良くしている。
女の少ない調査兵団だからこそかもしれないが、俺としても同性の友人がいてくれるのは安心できる。

きっと職場の同僚とも上手くやっているのだろう。
興味を引くものがいっぱいで呆けてなければいいがな。

今日もウリエは汚れて帰ってきた。
すぐに風呂に入って戻ってきて、ウトウトしていたので先に寝かせた。

俺も寝よう。





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