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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第6章 六日目




一つ妙案があった。
しかし出来れば使いたくない方法だ。

寝かせる。のだ。

頭に触れると眠る。

これを利用して、俺がいない壁外調査の一週間を眠らせて過ごす。



……出来ればやりたくない。

話をかえる。

今日少し進歩があったように見えた。

昼食の後、訓練から部屋へ戻ると、窓側に置いてある彼女の定位置のイスで船をこいでいた。
特に起こすような事はしなかったが、あれほど命令を守らなくてはならないお人形がうつらうつらするなど、きっと初めての事だろう。





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