万事屋よ永遠なれ・・・・私は存在し続けるけど? 銀魂
第2章 始まり始まり~
そこへ銀時に向かって神楽が言った。
「銀ちゃん、仕事放棄はダメアル。それに、ここにはダメ人間しかいなくても、この夢小説を読んでくれてる子はよい子ばかりよ。その子たちにも、ちゃーんと私達が、映画鑑賞のマナーを教えてあげなきゃダメアル」
『そうね。そうしないと・・・・この小説のせいで映画鑑賞のマナーの意味がわからなくなりました~・・・・とか言いがかりつけられて消去とか追放されんのだけはごめんだもの』
そう言うと瑠維と神楽は、この夢小説を読んでくれているあなた達に話しかけた。
「いいアルか、よい子のみんな。映画鑑賞の心得その1。上映中は撮影はもちろん、その協力もメ!アル」
『不審者(銀時)を見つけた時は速やかに劇場の係員に報告してね?絶対、きゃー銀さんだ~!!一緒に写真撮ろ~!!・・・とか、握手してもらお~!・・・とかしない事!心では「やっべ、勃った」・・・って思ってるから!』
「おーい、不審者のルビがおかしなことになってんぞ。しかも、俺完全に不審者にされてっぞ」
だが、銀時の指摘に気づかぬ振りをし、神楽と瑠維は続ける。
「心得その2。上映中は携帯などの電源を必ず切ること。通話はもちろんおしゃべりも他のお客さんの迷惑になるアル。高杉様~!」
『今みたいな奇声を上げる猪クズ野郎は人生の電源、斬ってやりますよ』
「誰に言ってんの?何の忠告なの」
とすかさず新八がつっこむ。
「心得その3。三回映画を見に行かないと特典がもらえないとか毎回特典が違うとか、け●おん商法及びそれにつらなるあざとい釣りに注意すること」
『汚い大人たちはみんな財布と枕を狙ってます。気をしっかり持って財布のひもと股はキツク結んでおくこと』
「いや僕らに言われたくねーよ!?ていうか瑠維さんさっきから卑猥なこと言いすぎですよ!?キャラ変してません!?」
新八が言うが、瑠維と神楽は無視して続ける。
「心得その4。当映画『アレ勃ちぬ』は、一回観覧ごとに、『嬢』、『豚』、『馬』、のセル画風フィルムのうちいずれか一枚の特典がもらえるアル」
そう言って神楽は、フィルムを3枚取り出した。
「ご覧の通り、『嬢』はSM嬢、『豚』は白ブリーフのクソ豚野郎、『馬』はゼロ戦型木馬のことアル」
「おいィィィィ!よい子にどんな特典つけてんだァァァ!」