万事屋よ永遠なれ・・・・私は存在し続けるけど? 銀魂
第4章 え?何か・・・大きくなってない?
「聞き捨てならないな。俺の万事屋のどこが軟弱なんだ。それと、心配しなくとも大丈夫だ。夜には家に帰っている」
「はぁ?心配してるわけじゃないわよ。この最低男。アンタの万事屋が貧弱って事は今から証明してあげるけど」
「面白い。どちらが万事屋の看板を背負うにふさわしいか今日こそ決着を・・・・・」
今にもとびかかりそうな二人を制したのは、銀時と瑠維だった。
『まままま!なんかよくわかんないけど落ち着こうか二人とも!ケンカはよそう!』
「万事屋二軒でもいいんじゃない?な●卯もす●家も両方好きだから俺。・・・・・つーか君たち、ほんとに新八君と神楽ちゃん?」
おずおずと尋ねた銀時に、神楽の声は冷たかった。
「何このなれなれしいオッサン、オデコにハナクソついてんだけど」
「はあ?オッサンって誰にぬかしてんだアバズレ!」
銀時はキレる。
「たく、一人で大きくなったような顔しやがって、乳もんだろか!?いでっ!!・・・・・勘違いしないでよね、これはハナクソじゃなくてホクロなんだからね」
「乳もんだろか!?」の後に瑠維は思いっきり銀時を叩いた。銀時は痛そうに頭を擦りながら、神楽に反論する。
「は?勘違いしないでくれる?私はホクロのこと言ってんじゃなくて、その横についてる物体のこと言ってんだけど」
銀時は言われておでこを触ってみると、ホクロ風の装置の横に本当にハナクソがついていた。
「ホントに勘違いだった・・・・・」
赤面する銀時を横目に、神楽は続ける。
「つーかなんでこの人たち、銀ちゃんのコスプレと真選組の隊服着てるわけ?」
「俺達のこと知ってるのも解せんな」
新八も警戒の目で二人を睨む。