• テキストサイズ

万事屋よ永遠なれ・・・・私は存在し続けるけど? 銀魂

第4章 え?何か・・・大きくなってない?



そこで思い出す。時間泥棒の言葉を・・・・

―――――くれぐれも自分の素性を知られてはいけませんよ。

「貴様ら、何者だ?」

新八が二人に一歩詰め寄る。
二人は唾を呑んだ。俺だよ俺、万事屋の銀さんだよ。や、私だよ私、真選組の瑠維ちゃんだよ。なんて口が裂けても言えない。

「あ、あのー、実は俺ら、昔銀さんにえらく世話になった者でね。彼とは義兄弟の契りを交わした仲なんだ」

「義兄弟?」

新八は目を細める。

『そうそう、彼はその時、この着物を譲ってもらって・・・・・私には何か、この服をくれたの。もう必要ないからって・・・・』

「だから君たちの話も詳しく聞いてるよ」

「こっちは聞いたことないけど、義兄弟なんて」

そう言うのは神楽だ。

「で」

と新八が痛いところを突いた。

「あんたら、名前は?」

う、と一瞬言葉に詰まったが、なんとかひねり出した。
/ 52ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp