万事屋よ永遠なれ・・・・私は存在し続けるけど? 銀魂
第4章 え?何か・・・大きくなってない?
―――――五年たったら・・・・・こういう感じになるってか!(銀時)
―――――女は成長すると化けるのよ(瑠維)
二人がそういうのも無理もない。
銀時の言うこういう感じとは――――ロング丈のチャイナ服、その深いスリットから艶めかしいほどの美脚を覗かせている。
そんな神楽が、二人に向かって言った。
「言っとくけど・・・・・私は別にアンタらを助けに来たわけじゃないから」
見た目を裏切らない、セクシーな声音と口調である。
―――――ま・・・・・・前やったァァァア!
銀時は内心でシャウト。瑠維は唖然としている。
―――――コレ以前「二年後編」でやったよね!二年後シャボンディ諸島であったよね!そんな時もこんなんなってなかったっけかァァ!(銀時)
―――――どうでもいいけど・・・・・「な」多くね?(瑠維)
色っぽいセクシーな神楽が言う。
「たまたま酢昆布買いに通りかかっただけだから、勘違いしないでよね」
―――――声優を使いこなしてるゥゥゥ!立派なツンデレキャラになってるゥゥゥ!(銀時)
―――――これ、小説だから声優とかわかんないよね・・・(瑠維)
―――――つーか、知らねえェ!あんな白服のボンキュッボン、俺は知らねェェェ!(銀時)
―――――アンタ・・・・・私と再会した時もそんな事思ってたりして・・・・・・うっわ、キモッ!(瑠維)
事態についていけてない銀時に冷静なツッコミを返す瑠維。その二人の前でチンピラ達は慌てふためいている。
「く、くそぉ!江戸を騒がす何でも屋の二人が、なんでこんなところにィィ!?」
「ダメだアニキ!こいつら化け物だ!」
新八と神楽に歯が立たないと見たチンピラ達は、
「引けぇ!ここはいったん引けぇ!」
とバイクで走り去って行った。覚えてろよテメ―ら、なんてベタな捨て台詞まで吐いて・・・・・。