第5章 また‥
外にでると学秀がいた
学秀は里奈を見ると抱きしめた
「なぜ‥ぼくじゃないんだ‥」
「学秀くん‥私あの時言ったよね?好きな人がいるからって‥」
「赤羽カルマ‥か‥」
学秀は涙をこらえながら里奈を見た
「もしかして泣いてるの‥?」
里奈がきくと学秀は首をふったが涙が流れた
「学秀くんには友達たくさんいるし‥私なんかいなくたって‥」
「確かに友達はいる‥だが本当の友達じゃない気がしてきて‥キミがいいんだ」
学秀はそういうと里奈の唇に顔を近づけてきた
「何やってるの?」
学秀は慌てて振り向くとカルマがたっていた
「明日くるはずじゃ?」
「待ちきれなくて来ちゃった」
カルマは学秀と里奈を引き離した