• テキストサイズ

HAIKYU! ! - Valentine 2.14 HQ

第3章 × 影山飛雄


なんか、うじうじしてる場合じゃないよね

連絡・・・
いや、でも、もうこの時間だと部活やってるだろうから
すぐに連絡取れないよね・・・
うん。烏野に会いに行こう。

会いに行って、あやまって、仲直りしたい。
というか、会いたい。


そうと決まれば行くしかない。

教室を飛び出し、靴を履き替え、校門を抜けようとしたところで気付く。
学ランで背の高い、男の子。


「え?!飛雄?!」
「おう。」


校門の前には飛雄が立っていた。

「え?!何?!なんでいるの?!」
「いや、なんか、もう、気が気じゃなくて。学校早退した。」
「え?!何?!本当になにやってんの?!」

学校早退?!
部活にも出ないで?!
気が気じゃないって何?!

「国見が・・・」
「国見くん?」
「真由が及川さんにチョコ渡したって…。」
「え?」
「渡したのかよ?」

すごい形相で飛雄が私に問い詰める。
いや、でも・・・なんだろう、その話。
身に覚えがなさ過ぎて・?

「渡してない・・・けど?」
「本当に?」
「え、うん。今日は及川先輩の姿も見てないよ?」
「本当に?あげようともしてない?」
「してないしてない。」


なんだよ。
とつぶやき、座りこむ。
/ 44ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp