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HAIKYU! ! - Valentine 2.14 HQ

第3章 × 影山飛雄


「なんか、すごい顔になってるよ?」
「いや、びっくりしちゃって。」
「まあ、そうだよね。俺もびっくりしたから。」

相当、焦ってるんじゃない?と国見くんが言う。

「じゃあ。まあ、そういうことだから。俺部活行くね。」
「あ、うん。ありがとう。部活頑張って。」
「鈴木さんもね?」
「え?」

「俺、影山は嫌いだけど、鈴木さんのことは、別に嫌いじゃないから。」

それじゃあ、と席を立ち、国見くんは教室を出て行った。
国見くん、いろいろ冷静に考えて
今の私の状況をなんとなく理解したんだろうなあ…
すごすぎる…。





飛雄から国見くんに送られてきたメールには
私と及川先輩との仲を心配する内容が書かれ、
何かあれば報告して欲しい とまで、書いてあった。



もう、私のことなんてどうでもいいのかな?
呆れて、嫌になっちゃったかな?
もう、会いたくないのかな?
素直じゃない私のことなんて、もうどうでもいいよね。

そう思っていた。

でも、飛雄はそうは思ってなかったのかな?
心配してくれてたんだよね…。
だって、あの国見くんにメール送ってるんだよ?
相当じゃない??
そして、あの国見くんよりも今の私は連絡取りにくい相手なのか…
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