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HAIKYU! ! - Valentine 2.14 HQ

第3章 × 影山飛雄


「そう思うなら、行けば?」


飛雄の言葉を聞き、何も言い返すことができない。


「及川さんのところ、行ってこいよ。」


ムッとした を通り越して
怒ってる、冷ややかな目


「・・・・・・帰る。」
「おー。」


帰る と言った私に興味も示さない。


「ほんとに!及川先輩に私のこと取られちゃって後悔すればいい!バカ飛雄!!!」


そう言い放って喫茶店を出て、逃げるように帰った。
もちろん、飛雄は追いかけてこない。


たしかに!たーしーかーに?!
かまってほしい、やきもちやいてほしい
ってそう思って言わなくていい事言ったのは私。
でも、なんか、私の甘えたい気持ち、わかってくれてもよくない?!

わかってる。
わかってるもん。
私がわがままなんだよ。
でもさ、でもさ?!
記念日忘れるって怒っていい事案じゃない??

いや、飛雄が遠まわしに何か言ってもわかる人じゃないのわかってるのに
素直に甘えられない私が悪いんだよね。


少し、冷静になると自己嫌悪。
でも、謝ろうとは思えなかった。
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