第11章 白スーツの女ホストと浮世離れした美男ホスト ーーーーー全員
[オイッッ!!くく··あ?隼人ッッ!?]
ゆらっと隼人さんが私の方に振り向き、私の手に電話を持たせ、
[山田···?今すぐ1と0を押して?]
[隼人ッッ!?くくを捕まらせる気ッッ!!]
[は、はいぃ···?え、何で]
と、隼人さんのイケメンのお顔とはいと言えという圧力に思わずそう答えてしまった。[ぅぅぅ同室ぅぅぅッッッ!!!]
[あんたは?ただ睡眠用の部屋一緒なだけでくくと同室死ぬほど嫌?]
と、こちらも鬼美圧をかけて言う。[イヤ死ぬほどって!!それ程じゃ] [山田ッッ、やめといた方が良いぞッッ!!]
とざわざわし始めた··!
どうしよう平和じゃない空間なのに美男子様々様々方が自分のことについて喋ってる!
うわぁふっ!!って感じで嬉しい気持ちしかない···!!
でも、
[ねぇぬぇ~~ッッッ!!!]と、くくさんは手をワキワキさせて近付いてくる···。やっぱり、いくら美男子様々でも夜、女子高生と変態だと···もう過ちしか起きなさそう。
これは自意識過剰??私にはそんな気起きないと思うけど、
~でも··。
[絶ッッ対止めといた方が良いッッ!!] と葉太郎くんが2回言って、
[決めるのはあんたでしょ。で?どっち?]と氷を遥かに超える冷たさを誇る←?双子の弟悪魔ちゃまが言うううぬぬんぬ···。
[どっち なの なんだッッ!?]
双子ダブルパンチ!!一発K.Oーーーーーーーーーー!!!
[·········山田···さ··ん·······、·····]
ノックアウトしかかった私の肩を優しく支えてくれたのはスウさんん!!ちょっ、
ちょっとというかかなりドキッとしたぜベイベー。
[あっ、いやや、どうすればいんだろ···]
と、美男子様々様々方に挟まれて本気で悩み始めたところで、
[·········大丈···夫·······················]
[え?]
と、スウさんを見た瞬間、目が合い、美しさに普通にスッと目線をスウさんの瞳から外す。
[えっ、それってくくさんと同室でも私は大丈夫って事ですか?]
スウさんが少ししてからコクリ、と首を下げた。
[ぅぅじゃあ[ちょっっ山田ッッッッ]
と隼人様が目をクワッとしてだがイケメンなので
[1人部屋で]