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ご指名は?

第11章 白スーツの女ホストと浮世離れした美男ホスト ーーーーー全員



とか菜太郎がやってる間、スウさんはめっちゃ慌てている葉太郎くんに何か阻止されていた。

そして連れ出されて

[お前はッッ!!どうしてすぐに変な事しようとするんだッ!?!?]

[········································、············?]

くくさんがお客様にしでかしそうな事を、スウさんは犯罪じみた事だと知らず、無自覚でちょっとやらかしたらしい。スウさんもある意味危険人物!!

[そ、そーよね~、好きってこのネックレスの事よね~]

と菜太郎に慰められた女性客がちょっと声をひきつかせて言ったら、

[·····それは少し冗談。違いますっ··僕はあなたが身に付けている綺麗なものからあなた自身が好きなんです···]

[!!!!]

あざとい言葉と仕草で女性客の心臓を貫いていた····。

何だそのテク!

くくさんは他の女性客のところについていた。案の定手足怪しい。
        ひと
お巡りさん、この美男です!

大丈夫!?このホスト··他のホストの方がフォローして盛り上げてくれてるけど、心配。

正直。

あ、隼人さんは···

[そうか··、それは辛かったと思う。今日は俺がいるから、ゆっくりくつろいでって]ニコッ

[ありがとうございます···ちょっと疲れてて、だけどこうしてるだけでめちゃくちゃ癒されます]

安定感···!

ホストが始まる前と打って変わって、もう喋っているだけでクラクラするイケメンなお顔つき。

あぁ~、いいなぁお客様!!···あ、

[お客様、ご指名は?]

[あの方で]

うう、慣れない。今度はさっきより男らしく対応出来た···!

ちょっと喋るだけで緊張半端ない。他の美男子様々方心配する前に自分も頑張らないと!

スウさんが少し葉太郎くんに注意されて自分の持ち席に戻っていった。

ああ、歩き姿美しカッコ良いいいい!!

もうその格好反則すぎ過ぎる!葉太郎くん可愛いなーんんん!ちっちゃくて姿勢良くて

[あ、あああのごめんなさいッ!席外しちゃって!]

[だ、大丈夫です(キュ~ン)]

頑張ってる!!ああんもう大声出すまで誠心誠意!一番素に近いの葉太郎くんだよ。

それに比べて双子の弟は顔似てるだけで、あざとくっ!!素は腹黒のクセに!!


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