第2章 通訳のいない異世界人 ーー全員
声の美主がそのまま続けた。
[うわ···· もしかしてこの子がアノ········?]
声が聞こえた気がすると、他の美男子様たちが駆けつけて下さった!!!
[おい! 大丈夫かッ!?山田立てるかッ?!]
[O!痛がってる姿もタマンないn[そんなこと言っている場合かっ?]
[···········?、·······。]
嗚呼ぁ♪!! 美男子様方がいっぱい!!!ありがとうございまず!!!!!!!
と
その時、
[アナタもしかしてここで働く人?]
鋭い声が上から降ってきた。
[あ、はい!]
少し緊張しながら振り向いた。[あ、おい菜太郎!!]
う~ん、別にいいけど僕チンとしてはゴミを見るような目の方が
ちょっと静かにっ!という声も微かに耳に入った。
さっき 私を極上甘カワボイスで可愛いと言った美男が言った。
[うわ··· さっき超~お世辞でも可愛いって言う必要、なかったね。 僕とした事が······!]