第2章 通訳のいない異世界人 ーー全員
ーーと、いうことで見た目超豪華豪華な城のような建物(結構驚愕)
のドアを恐る恐る開けたら、ーーーーー
ぜぜ、全員美 男 子!!!!!!! (広い玄関でお出迎え!!)
約1名変(というか変態)な人がいて 人生最大の声が出たけど
(あまりに美男子がいて冷や汗も出た)、美の迫力で固まった目が溶けると、
警戒心(?)より先にその男性たちを、無意識にガン見!!
う、うわあアアアあああ!!!(奮)
えと·· 1、2、3·· 5人いる!
しかも何か、皆、いや皆様様、
タイプが違う美形でいらっしゃって! マァ!!
興奮して固まり、脳内オバサン化している間、私は少し困ったような視線とイラついた声に気付かなかった。
[······、大丈夫····?···]
え
[ぎゃっ!!!]
基本男性に慣れてない私は 顔を覗かれただけで後ろからドダッと変な格好で転んでしまった。
[い·····つつ]
な····何か硬い、ドアの金具に当たった····。 か、かなり痛い···
しかも尾てい骨にあだったー!
強打した尾てい骨は泣きそうな程痛んだ。
立てない···。
[········あ。]
私が[痛い····]と涙目で痛がってると、
急にもの凄く鋭く、低い声が耳に入った。