• テキストサイズ

ご指名は?

第8章 戦う蟻の、賭け砂糖は誰の手に  ーーーーホストナンバー7&4



[スウさん······]


目の前に鉄球以上の威力の女性達の脚、脚、ハイヒール、脚ーーだと思ったら、違う。

長かったり短かったりして、目に入りそうなメンズ服から見えた景色は、思わず涙が溢れだしそうな程の静寂。 美 し か っ たーーーーーーーーーーーーーーー。


[·····山田さ······ん[フぁはわッッ!?!\\\]

上唇が下唇から離れ、吐息で声を発しているようなスウさんの睫毛の下に隠された、謎めいた美しい水面にーーーーーー



吸い込まれるようで、楽に溺れてしまいそうな感覚に陥った········






空気の震える音すら聞こえない位静かで、


1ミリも狂いが無く完璧に造られた人形の様で、


でも何故か人の心を理解し過ぎている様で、


私を洗脳する様に、


錆びた汚れも浄化する様に、心の内側を



            見 透 か す




[ ··················································· ]





顔の熱  ほぼ無


/ 161ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp