第6章 ホストナンバー3がいない間の時 (一旦章休憩)
最初は、慣れない男の人(それも美男)で不安を感じていたけど···················
ッこの人達なら大丈夫!!
そう確信し、スウさんから貰った冷やしタオルを腫れた目に当てながら、私達4人は部屋へ戻った。
ドアが隼人さんの手で開かれたその時、
カサ···とポケットに何か入る音がした。 [え??]
[後で···み、見てくれ·········。]
葉太郎君にそう、耳打ちされた。 ドキッ···
ちょっぴり男っぽく言われて、心臓が高鳴った。
[こここ、これってーー [やっぱり流石だよなー! 隼人はッ! やっぱり···お前って········??]
[ちちち違うよ!!! あれはーー·······!!!!]
アレ??? 聞こうと思ったら、もう部屋で隼人さんと話していた。
皆楽しそうで、·····本当にいい人達だ···············。
私は、その事を忘れて彼らに駆けていった。
[皆ッッ······ありがとうッ!!!]
[っ山田··]
[ッッ!! ん、お、おおう。]
[···········いや······························。]
一瞬、皆が固まる。 [?ッ皆どうしたのッッ!?]
[な、何でもねぇよッ!!]
不自然な行動をする彼らが、おかしかった。
え、えええ!?? 皆急に静かになってる?!
[あッ!!]
そうだ、ポケットの中のモノ、出して見ようっと!
そこに入っていたのは、一枚の紙切れだった。