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ご指名は?

第6章 ホストナンバー3がいない間の時 (一旦章休憩)


[ッて ぅオイ!!(\\\) や、やり過ぎだろスウ!!」


赤くなった顔が一気に冷めて、私たちは葉太郎くんの方を見た。 [そ、そうだよスウ! そんなのやったらお客様困っちゃうよ!]


[·······そう、····なの················?]


スウさんは、今度は"キョトン"とした雰囲気になった。


[うッッ····!! だ、大丈夫か?? コイツホスト、なんてやっても]

[葉太郎が監視、してたらいいよ。ヤメロッ!って言ったら止めると思うし····!] 

何やら二人でコソコソ話していて、

なんかヤメロッ!っていうところだけ聞き取れたけど····。



[と、いうか····· 色々ヤバかったね·····。]

[ッ!! 何、言ってんだよぉッ!! ま、まぁ確かにな·········。]



[? どうしたんですか??] 私が背を向けている二人に尋ねると


[あ! いやぁ何でも無いよっ! じゃあ、今度は俺がやるねっ!!]

不思議に思いながらも また心臓の音が一瞬にして大きくなる。

[は、はいっ!]


イヤ待てヨ? と緊張し過ぎて多汗症並みの自分に言い聞かせる。

この人、さっきくくさんと・・・してたから女の子に興味ないんじに???  だから、エンギ!! E N G I !!


[い、いっちゃうよ!]

[い、いえっさー······。]

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