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ご指名は?

第6章 ホストナンバー3がいない間の時 (一旦章休憩)


「な、内装とかはちゃんとしてるけど、今日っていきなりじゃ」

焦り過ぎて、目がグリングリン回った。(隣にいる美彼も)


「そこで! 練習をしようってわけ!! 頑張ろう!」

「お、オーー··· ??」 

訳もわからず、私達は腕を挙げた。

「········、?」 

「ホストなんてやった事無いから、急に接客業しろ、てなっても出来ないじゃん?  だから、····· チラ」

隼人さんは私の方を見る。


っ···、マママママままままさかッッッッッッッッッ!!!!!



「ごめん山田、練習台になってくれない??」


で、デスヨネーーーー····· ッッてエエエエエエッッッ?!?


「ぅええぁッッッ!?! いや隼人、それは·····なぁ?」


そう言って口ごもらせる葉太郎くんに、私は本気でドキドキして心臓がはち斬れそうになった。



「···うん········、分かっ·····た·············。」







気付いたら、目の前にスウさんがいた。


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