第15章 人生初の..デ、デ..?
ーーー5分後。葉太郎くんとスウさんが帰って来た。
[山田ッッ、すまんななんか気まずくなって!!]
[いつも以上に声五月蝿い。ちょっと黙って]
[んだと[まあまあ、今日はホスト無いからゆっくり休もっ!]
隼人さんがこっちを見る。いつもの雰囲気に戻った。私は、か、解決した?っぽい..??は、速い!
[無いならくくのところ行くか]
と、菜太郎がくくさんを探しに行ったところで、皆さん部屋に戻る。
あれ、皆さん帰らないのかな。
[じゃあ俺はバイト行ってくるっ]
と、ふと隼人さんがこっちを振り返って
[じゃあ、またっ!]
ニコッと爽やかに笑った。
[!]
い、イケメン過ぎる..!!
頑張って下さい、と言いかけたらもう隼人さんは外に出ていた。
シーン。
葉太郎くんの視線を感じ取り、私は何か場をもたせようと、
[ねっ、ねえスウさんとは何はなしてたのっ]
[おっ、おうッ]
あっ、と言ってから気づく。こ、ここれは気まずくなる話題、なのでは!
[そ、そうだなーー]
葉太郎くんは言いにくそうに話し始めた。