第13章 熱出しプリンセス ―ー―ー―ホストナンバー4
[確かに··ズズッ。]
[山田ッッ!?ンゲホッ、]
と目が合って葉太郎くんはバッッと顔を背けた。一瞬だけ見えたその顔は、とても真っ赤だった。
とても困惑している。(まず可愛[あ!いや、あのお自分で着替えますからゲホッ!!ウホッ、ガハッ!何でもっでそこまでやってくれなくて···!!]
必死に言って心臓と喉が痛む。[し、シャワー行ってこようかな]
[···1人··で·····歩···ける······················?]
私はガバッと立ち上がって[うッ]と言うのを堪えて言った。
[は···ハイ!ぜんでんダイジョブでず!]
私の頭はガンガングラグラ視界ノークリア。モラモラしてる。
いやいや着替えさせてもらうなんてムリです。こんな美男子様々様々方に服を脱がされたり体を拭かれたりあんな事やこんなこと
あああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!
[行ってきまずっ!!]
[あッッ山田ッッ]
と葉太郎くんの声が耳に入り、私は家···じゃなかった部屋を出た。そして手をちょっと挟んでジン。
[···あづ]
首から汗が流れた。
倒れそうなのを我慢して、壁につかまって歩く。うダダダダダルい。
[アッ、アッチは行き止まり···こっちかあ····ゲフッ!]
フラフラとした足取りでやっとのことで脱衣場につき、ドアを開けたら、
[J・k~~~ッッッ!!!顔エロじぇいけーーーッッッ!!!]
···あれ。幻覚見ているのかなくくさんがいる。昨日の衝撃抜けてないなあ[ボクチンにうつしてあげうッッッ!!!]
とくくさんの長い指が私のアゴをくいっと上g[ぎああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!]
と私がくくさんの美脚に蹴りを入れて必死に拒絶!!幻覚じゃない!!
現実!!しかも鼻くっついてるのに顔近付けてきてっ······!!
[ハァ、ハァ···拒絶ウィイ···!!!]
[あ··ああああ]
と顔真っ赤でもう目をつぶるしかできない!
口がアゴ外れたみたいにパクパク!!
固まってしまったーーが、
[くらえ美しい変態よーーーゲボッッッッッッッッ!!!!!]
と蹴り47%位の力でくくさんを飛ばす!ななななデジャブ感!!
私はバスルームに瞬間移動!