第3章 感情のある無表情ロボット ーー ホストナンバー1
あ、あの!!(\\\)お姫様抱っこしながら行かないでぇーー!!!!!
恥ずかしいから!!!周りに人いないケ·ド!!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ\\
恥ずか死ぬぅぅあああああああーーー!!!!!!!!!!!!
[······部屋、[はいいいいいいいぃぃぃ!?????][うわッ!?(ビクッ)]
し、しまった。いきなりあの艶やかな唇が動いたから!!!(\\\\)
[·······まで·····運ぶ·······、から·····ごめん·····ね····我慢して····。]
[え······]
私が驚いたのは、話の内容じゃない。この人は私と目をあわせなかった。それと··無表情なのに、 なんか····
寂しそうに見えた。
[いきなり奇声(さっきのはいぃ)出さないで!五月蝿いし不快!!!]
[おいッッ!! 言い過ぎだろッ! ···まぁ、ちょ、ちょびっとビックリ···したけど··。]
[フン、"ちょびっと"じゃないでしょ!大声出してたし(鼻笑)]
[お前鼻で笑ったな?菜太郎。馬鹿にしてんじゃねぇよ!!]
悪魔野郎の言葉も後の美男子さんの言葉も聞こえなかった。
私、恥ずかしいからって拒否し過ぎたよね····。
··謝んなきゃ[ん?そういえば隼人たちは!??]
急に、えーと、菜太郎くん?が声を上げた。
[くく! どこ?!]
確かに、お出迎えして下さった時は5人いたのに!2人いない!
[あ!居たぞ!! ーーッッて!!!!!]
菜太郎、くん?はちょっとつり目な目を大きく見開いた。