第3章 感情のある無表情ロボット ーー ホストナンバー1
顔を 耳まで真っ赤にさせて、脚と腕を彼女は力の限りジタバタとさせていた。
·······どこか、···痛くしたのに···どうして
··そん···、なに···動けるの······?
··そして·····どう···して····動くんだろ··
"ぼく"はそう思った。
[お、おい!!]カァァ\\
···あれ、··何故···か、彼も···赤く··なっている··?
[··あ、つい···の·····? 大丈夫······?]
[イヤちげーーよ!!!!!むしろさみーーよ!!][··?[あの!!!]
彼女はさっきよりも真っ赤になっていた。
[··どう、したの·······?]
"ぼく"は首を下げて彼女の瞳に視線を合わせた。
[ッッ·······!!!!!!!!(\\\)あ、あの、えっと、私重いので下ろしてクダサイ!]
"ぼく"が視線を合わせた瞬間、彼女は腕で自分の顔を覆った。
·····なんで、··だろう··
··もしかして···· 嫌、 ····だったのかな·······。
何が、······· だろう···?[·····ううん、···無理··、しないで···。]
昔からそうだった。
·····困って欲しくない···、のに········。
[イヤでも[はいストップーー!長い!!早くしろよ!!]
何故か結構腹立たしそうな声がしたので早く行くことにした。