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ボスとマフィア

第4章 必ずしも正義が勝つとは限らない?


エミリーによって書き込まれた数字のメッセージの意味は以下の通りである。

後日 指令 プログラムオプティマイザを始め マスストレージシステム、記録再生特性 今までお待ち同様!スーパバイザプロセス
お知らせプリンセス


そしてプログラムオプティマイザとはこの計画を「実行計画(Execution Plan)」や「アクセスプラン」と呼び、実行計画を決める内部プログラムを「オプティマイザ(Optimizer)」と呼ぶ!なので内部の計画プログラムの事である。
エミリーは早速メッセージをイギリス国内に発信した。
「さぁ、爆弾装置だけどどこに取りつける?」
そして、みんなの方へと向き直った。
「あまり目立たない所がいいかもしれないな。ケンジントン公園の奥にある宮殿付近ではパトロール隊がいて怪しまれるかもしれないからな。よし、地図を見て決めよう。」
ジャックが地図を持ってきて机の上に広げた。みんなは地図を見て爆弾の設置場所を考えていた。
「グラスゴーなんてどうかな?」
ノアが地図を指さす。
「いや、リヴァプールだね。」
メイソンが輝いた目をして言う。
「でも爆弾をどうやって運ぶの?私の超能力を使ったって、爆弾を何かに包みこまないと無理だし周りの人に怪しまれないようにしないといけないわ。」
エミリーの言葉にみんなは考え込んだ。
「そうだな。それじゃあ、この小型の爆弾を使おう。モニターを見ながらエミリーには操作してもらう。そして変装が得意なベンジャミンと俺で爆弾の様子を伺いながら行動しよう。」
ジャックの言葉にエミリーは頷き行動を開始した。
エミリーは早速モニターを付けて何かを打ち込んだ。すると外の様子がモニターに映し出された。
「それじゃあ、ベンジャミン行くぞ!あとのみんなはここの見張りを頼む。」
「了解です。」
メイソンとノアが敬礼して2人を見送った。

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