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delivery start【KJ∞】

第4章 お友達って、


「したことないんなら、なおさらやな!決定やで!」

ほな!と有無を言わさないよう、扉を閉める。

え、ちょっ!!と反論しようとしてるのは無視。




…………

なんてことでしょう…

あの後、何回も某連絡アプリで渋谷さんに「アレ、本気ですか?!」と送ったがスタンプがひとつ、「グー!」としているのが送られてきただけでそれっきり、既読がつくだけだった…


確かに渋谷さんとはお友達。歳にどれだけの差があろうとも、お友達。
お友達であるからには対等でありたい。



友達同士はお泊まりとかする。
する、けど、
それは同性のときだけじゃないの??!
わたしが経験ないだけで、みんな普通に異性のお友達の家にもお泊まりいってるの?!




どう言おうとも、渋谷さんの考えは変わらないらしい…
ようやく既読じゃなく、返信が来たかと思えば、ボーリングの日にちを聞いてきて、『お、その日なら次の日オフやし大丈夫や。良かった良かった』と言い出す始末。




まぁ、何にせよ、お泊り会(会っていうほどの人数じゃないが)は少し、いやとても楽しみだ。



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