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delivery start【KJ∞】

第2章 非日常…?


Prrrr

18時になり、入店すると、早速電話が鳴った。

ちょうど近くにいた井浦くんが出た。



今日の一発目はどこかなー
はたまたテイクアウトかなー…


電話のある控え室から井浦くんが出てくると


「野菜カレー200ひとつでーす。」
との掛け声。

はーい、と返事しながら宅配の準備をする。

「お?ここ俺、行ったことないや」

と宅配マスターNo.2の野森さんが言う。
(ちなみにNo.1はもちろん中田さん)

「え?どこですか??」

「インフィニティマンションだって。近いっちゃ近いみたいだね」

どきっとした。

「あ…わたし、昨日そこ行きましたよ。…新規です。」

「へ〜!」

別に関ジャニ∞の渋谷すばるが住んでるんです!って言っても良かったけどでもどうせ男の人だし、知ってもどうしようもないかなと思ってそれ以上は言わなかった。

言ったら広めるみたいでなんか嫌だったし。

でもそれよりわたしの心は、今日も会える!と弾んでばかりいた。

まさか二日続けて会えるとは…!







「じゃあ、いってきまーす」

「「いってらっしゃーい」」


高鳴る胸を抑えつつ、わたしはペダルを踏んだ。
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