第1章 {1}鬼のはじまり。
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「言われた時間に来ないと思ったら。。」
「誰もいない場所に挨拶して。。」
「気づくのも遅い。。」
「これじゃあ飛ばされるわけだうちの部所に。笑」
なんだこいつ。
さっきからあることあること。
あること?笑
私もいけないのか。
『…いつからみてたんですか?』
彼はよく見ると肌艶もいい。可愛い顔を。
かなりの悪人顔に変えて悪気もなく言う。
「そこのドアにノックするところから。」
こいつ。。
「言っとくけど。俺あなたの上司だからね。」
先を見透かされたように淡々と話を進められ。
ぐうの音もでない。
「よろしく東川さん。」
彼は可愛い手を差し出した。
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