第5章 予選*(本気宮)
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その時まさに、予選通過の番号が呼ばれていた。
まぁ、受からないはずがないんだけど。
『その返事また今度でいいですか??』
「迷ってるんだ笑」
『まぁ、否定はしません。』
「いいでしょう、待ってあげる。」
『ありがとう??』
「ど-いたしまして-笑」
そのまま二宮は自販機の方にいって
飲み物を買っていた。
返事の期限は明日と言うことをさらっと伝えて。
『え!!明日!?』
私の言葉をひらひらと手でかわしてどこかへ
消えてしまった!
え、ちょっと待って。
消えられたら迷子なんだが私。
『ちょっちょっ待って!!ストップ!!かむばっっく!』
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