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「好きじゃない。」*嵐*

第5章 予選*(本気宮)


*






「その反応面白いね。」



二宮さん。いや、二宮は私を暗がりに
押しやった。



『なんにも面白くないんだけ…んっ…!』



二宮の目は綺麗なビー玉みたいだった。

そのビー玉のような目からは想像できないほどの
激しい唇の雨が注がれる。

もう、なにがなんだかわからないのは。

言うまでもない。


『ちょっ…んぅ、ん…!』


「よだれ垂れてるよ??」


『ん!?ちょっと…ぁっん!タイム!!』




二宮は一端動きを止めて私をじっと見つめる。



『どうしたのよ…』


私は突然、グラッと揺らいだ理性をもとにもどし
尋ねた。

すると彼は、悪気もなく。



「千春。。抱かせて??」



『ふざけんなアホ。』





当然抱かせるわけなかろう。





*







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