第3章 出会い
イ「へぇ…同い年、なのか。それは意外だな。」
なにが意外なんだよ……
そして、ひたすら……めんどくさい
何なのこの人何なの!?
レ『…そうですか。で?それを知ったところで何もないでしょう?』
だんだんイラついてくる僕をイザナ殿下は興味深そうに見ている
もう、なんなんだよ……
帰っていいかな?
帰っていいかな?そして、届けてといったミナトを投げ飛ばしてもいいかな?
(ミナトは最初の兵です。)
イ「そんな険悪にしないでよ…。君はなかなか面白い。そうだ、レン。これから、時々王城に遊びにきなよ。なかなか気に入った。」
………はぁ!?
何言ってんの!?何言ってんのこの王子!?
実は馬鹿なの!?頭良さそうに見えてじつは馬鹿なの!?
レ『僕みたいな子供が王城にではいりしてもよろしいのですか?………(そういえば)イザナ殿下は僕の髪を見ても何も言わないのですね。』
不気味な、まるで呪われたような髪はどうやっても人の目を引く。
だから…僕は………