第4章 呪われた…?
イ「あぁ、聞いているよ。昨日君が持って来たのもそれに関することだ」
…ん?てことは昨日のアレはみんな嘘ついてたのか!?
ショックだ…
『そうだったんですか…イザナ殿下はいいんですか?側近が僕みたいなので』
イ「面白いから全然大丈夫だ。俺は面白いのことが好きなんでな」
あー好きそう好きそう
『それならいいんですが!ったく皆して…』
イ「いいじゃないか、みんなに好かれているということなのだろ?」
『…そう、ですね。そういえばそんな事考えてなかったです。ありがとうございます』
まだまだだな僕も
イ「そうそう、どうせなら俺の事は普通に呼び捨てでいいぞ。外でバレないしな。あぁ、敬語もいらない」
えっ?何この殿下…大丈夫なのか?大丈夫なのか?!
『…イザナがそれでいいならそうするよ。多少口悪くなるけどいいでしょ?』
イ「構わないよ。…それより、またフード被ってきたのか?懲りないな」
『昨日と今日だけで懲りないとかやめてよ。…どーやってもこの髪は目を引くんだから』
どうせ、呪われてんだ!もう…いいんだっ
イ「…そうか。まぁ、どっちでもいいよ。俺の前で被らなければ」
…自分本意?…でも、なんか違う気がしなくも無くもなくもない
『じゃあそうするよ!』
こんちくしょう!