• テキストサイズ

囚われの姫【ONE PIECE】

第1章 出発点


「ッ!!」



ローは愛刀である、鬼哭を握った
見聞色の覇気を活動させる
小さい気だが確かに感じる



「お前ら少し黙れ」
「船長どうかしたんスか」



ローの視線が一本の太い木に向けられていた


「Room」


能力でサークルを作り出すロー
そして鬼哭を鞘から抜き取った
一太刀振るうと木は真っ二つになった



「ッ…いねェ」


さっきまで感じていた気配もなくなった



「_______…」

「!!?」



突如聞こえてきた歌い声
ローは覇気を使う
そしてある方向に視線を投げる



「気味が悪い…」
「だよな、キャプテンが翻弄されかけてる」
「鼻が利かない」
「犬じゃねェもんな!!!」
「犬じゃなくて、すいません、」



「_______…」




美しい白いワンピースを身に纏った女は、池に足を浸して唄っていた




「お前は…!!」




女の足は、水に浸かった分だけ、魚の鰭のようになっていた
/ 12ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp