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お金の関係 【おそ松さん】

第3章 2話


学校につくと私の席に勝手に座ってる奴がいた

『あのさ、そこ私の席』
そいつらは私が声かけたとたん焦ったようにその場を離れた

「じゃん、焦ったー」
「辞めたと思ってたわw」
辞めてねぇーし、まだいるわボケ
でも学校来ても大してすることないんだよね

ボーッと頬杖をつきながら窓の外を眺めた

キーンコーンカーンコーン…
チャイムが鳴った
授業受ける気しないなぁ
そんなこと思ってても先生の話は進む

気づけば3時間目次は体育らしいからこの隙に帰ろう
みんなが体育館に向かっていってしばらくしてから私は下校した
もちろん無断、許可なんて今更要らないよね

『てか、取りに行くのはいいけど住所教えろよ…』
校門を出てしばらくしてから昨日かかってきた番号にかけ直す

2分くらいしてやっと
「はい、松野です」
『あ、えっと…昨日電話して頂いたです…』
「あぁー、ちょっと待ってね、おそ松兄さーんあの子から電話ー…」
「まじか!早く貸せよ!チョロ松っ!もしもし!?」
『も、もしもし…』
相変わらず騒がしいなぁ…
なんか自然と口元が緩む

「ねぇ!どうしたの?突然電話なんか!」
『取りに行こうと思うんですけど…お宅の住所知らないんで…教えていただこうかと…』
「あーやっぱいいよ」
『…は?』
え、なにがいいの?

「俺達がそっちに届けるから」
『え、でも悪いです…』
「いいからいいからっ」
明らかに楽しんでるなコイツ…

『わかりました、じゃぁいつでもどうぞ…私は自宅に居ますので』
「おー、じゃ後でなぁー」

あ、家片付けなきゃ…後お茶菓子も買わなくちゃ
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