• テキストサイズ

やっぱり...

第1章 新しい恋


それから裕樹とは何回かご飯に行ったり、大学内で会ったときにちょっと喋ったりした。
今日は裕樹おすすめのレストランがあるらしいので、そこで待ち合わせだ。
場所に着いたけど、裕樹はまだ来ていなかった。
まああたしも10分前に来たけど。
13分後、裕樹の姿が見えた。
「ごめん!遅れた!」
「珍しいね。大丈夫?」
「ああ。」
今日の裕樹、息が上がっているからか少し緊張しているように見えるのは気のせいかな?


レストランに入ると、今までのお店と雰囲気が違ってびっくりした。
シャンデリア、真っ白なテーブルクロス、海がきれいな夜景...
こんなお店に入ってみたかった。
食事もとってもおいしかった。
デザートを食べ終わったときから、裕樹がすごくそわそわしていた。
何だろうと思っていたら、お会計を済ませて店内から出た裕樹。
いつもは割り勘なので、お財布を出そうとしたら、
「今日はおごるから」
と言って、これまた夜景がきれいな場所に連れていってくれた。
今度は、暗い夜の空に観覧車のカラフルな色が映える場所だった。
/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp