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薔薇と向日葵

第22章 約束の日


「マジで?」

「マジで。」

「え、ここにいる…んだよな?」

徹は私のお腹にそっと手を添えた。

「そうだよ。私達、パパとママなんだよ。」

「え、男?女?」

「それはまだ分からないけど…赤ちゃんの写真見る?」

私は今日病院で貰ったエコー写真を徹に見せた。

「この小さいのが、私達の赤ちゃんだよ。」

赤ちゃんを指さすと、徹はふーん、と言いながら何度か頷いた。

プロポーズをされて、子どもが出来たことを知って…人生で一番幸せな日だった。
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