第2章 流れる毎日
その意思が伝わったのか、ツナさんが
「侑ちゃんの自分の部屋だよ?何でもついてるから!」
も、問題そっちじゃない!
私はちょっと離れたアパートに住んでいるのだ。引っ越しなどはして居ません!!
しかし、ツナさんは知らん顔だ…
ち、畜生自分で聞けと言う事か…
こ、こここ今度こそはあの癖でませんからね?
『つ、ツナさん!私はアパートに住んで居るのですが…ひ、引っ越しとかはして居なくて…』
「ん?あぁ、俺が適当にやっと居たから心配ないよ?と言っても、必要なものは、ほぼその部屋にあるから少ししか持って来てないよ?」
いやいやいや、私物は私物として必要なものが…
「ま、アパートは引き払っては居ないからそっちに必要なものがある時は取りに行っていいし」
私、アパート行ってこっちに戻って来ないようにしようか…
独り言を小さく小さく言ったつもりが…
ダンッ
私は急に壁とツナさんに挟まれ(そう壁ドン←)
「逃げたそう…なんて思ったら、こうだから」
そう言って、首筋を舌で舐められる
『ひゃ…』
戻ったはずの赤みがまた、増す。
頬にキスをされ、目元、鼻先まで…
動けなくなる前にと、ツナさんの胸板を押すが…
ダメだ強い…
「こんな、可愛い抵抗されてもねー、食べたくなっちゃう」
ツナさんが艶のある笑みを見せる。
すると、
ちゅ…
唇ギリギリにキスする。
「つまり、逃げたしたりしたら、食べちゃうから」
そう言って、私を解放する。
何だ…なんなんだ!!!
大人の怖さってものに触れた気がする