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〜泡沫〜《BLEACH》
第5章 〜遊戯〜
「じゃあ、白哉にこれ返してくる。流石に汚しちゃうと怖いし」
そう言って、肩の紗を示すと、冬獅郎の目が驚きで丸くなった。
「それ、朽木のか?!」
「うん、そうだよ?」
「返して来い。今すぐ。それ一枚で家十軒立つぞ」
「そんなに高いの?!」
「彼奴が安物つけてる訳ねぇだろ!」
「わぁ、白哉の馬鹿ぁ!」
叫んだ私は駆け出した。
何が何でも、鬼事開始までに返さなきゃならない銀白風花紗を靡かせて。
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