第3章 お世話係になりました?
『実は私 今日からここに住みこみで 皆さんのお世話係をするために来ました』
「「は?」」
6人の声が重なった
瞬間だった。
6人はなぜか下を向くと
プルプルと震え拳を握った。
どうかしたのかな?
「……よっしゃーーーー!!!」
「俺たちはこうして出会う運命だったんだな」
「こんなに可愛い子が…!しかも普通の!コスプレ似合いそうだし…!!」
「ヒヒッ…お世話係って 何か興奮する…」
「やったーー!!セクロス!セクロス!」
「ふふっ…これからの毎日が楽しみだなあ」
な…何だか目付きが怖い?
肉に飢えた獣みたいな。
本当にこの例えは
うまいと思う。
私の目の前にいるのは
6匹の野獣だ…
『…っ…その 皆さんの自己紹介もお願いして良いですか?六つ子なんで特徴かなにかも』
「オッケー。なら兄弟順でいいよな?」
「「良いよ〜」」
何とも言えない空気が
嫌になり私はそう告げた。
そしたらあんがい簡単に
話題を変えてくれた
赤パーカーさんに安堵する。
おそ
「俺はおそ松!六つ子の長男だ!基本的に俺ら六つ子は色違いの服着てるから それで判断すれば良いよ。ちなみに俺は赤な!!」