第3章 お世話係になりました?
やっぱり!!
そうだよね!
確かあれはそんなに前の
ことじゃなかったはず。
スタバァのケーキが
美味しいって友だちに
勧められて行ったんだよね。
そしたらどうしてか
声をかけられて…
まあ面倒くさかったから
断ったんだよね。
『えと…その時はどうも?』
「どうも♡でもどうして君がここにいるの?もしかして 僕に会いに来てくれたの?」
「うーわ始まったよ。トド松の表顔」
「中々やるな トド松。さすが 俺のbrotherだ…!」
「いやそこ褒めるところじゃないから!!ほら一松が針持ってる!そろそろ黙れカラ松!縫われるぞ…!!」
「……ふん…」
もう何がなんだか
わけが分からない。
でもジッと観察していたら
彼らの特徴的なものは分かった。
彼らは色違いのパーカーを
それぞれ着ていた。
それできっと
誰が誰かがわかるような
システム。
分かりやすいのか
分かりにくいのか微妙…
「……」
『……ん?え?あの…なにか?』
考えごとからハッと我に帰ると
なぜか目の前に6人のうちの1人が
立っていた。
そのあまりの近さに
顔が少し熱くなる。
この人は……
パーカーが黄色だ。
「…うっはー!!本物の女だあぁぁ!!なんでいんの!?セクロスすんの!?」