第3章 部活部活♪
晴樹
「黒子くん!」
フリーの黒子くんにパスを出し、レイアップ。
シュートは決まらなかった。
((((下手くそかよ!!!))))
が、大我が空中でボールに触れ、上からゴールに押し込んだ。
試合終了の音がした。
相田
「小金井君、水戸部君、あと帰国子女組2人はちょっと来て」
みんなから少し離れたところで集まる。
相田
「ここにいる人たちは鈴宮君のこと知ってるわね。
じゃあ説明を…」
晴奈
「はい、小金井先輩、水戸部先輩ごめんなさい。
俺…じゃない私は気付いた通り女子です。
私はバスケがしたくてここにいます。
どうかバラさないでいただけますか?」
小金井
「そうだったのか!おう、秘密にするぞ!
水戸部も守るってさ」
晴奈
「ありがとうございます。
ですので、男子として接してくださいね」
小金井
「りょーかい」
ズビシッと敬礼した。
私も即座に敬礼し返した。
相田
「火神君も知ってるって聞いたけど何で?
バスケも初めて今日プレイしたってわけじゃないでしょ?」
小金井
「黒子が言ってたけど今日の」体育でバスケをしたからじゃね?」
相田
「なるほど…だからあの連携ができたのね」
晴奈
「あっ私と大我は昨日ストバスで会って1on1したからだと…」
火神
「今日みたいにダンクしてそれで////」
晴奈
「大我、赤くならないでよ!
それで受け止めてくれたからそれで……」
相田
「そーなのね」
(ほかにも何かあったわね…)
晴奈
「小金井先輩、水戸部先輩は私が女の子だっていつ気付いたんですか?」