第3章 部活部活♪
ピー!!!!
後半戦が始まった。
ジャンプボールは火神が飛んだ。
ボールをはじき落として偶然にも俺のところに…
わざとじゃねーよな……
一気に攻めようとしたが、さすが先輩方…
冷静なディフェンスを展開してきた。
晴樹
「降旗くん!!!」
と言いつつ、ノーマークだった黒子くんにパスを出す。
「「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????」」」」」」
水戸部先輩除いて全員叫んだ。
驚いたのもつかの間。
黒子くんのタップパスがつながり、ボールは大我の手に渡って…
ガギョン
とダンクが決まった……
晴樹
「Nise!黒子くんand大我」
降旗
「鈴宮、言うなら俺にくれよ!!」
晴樹
「ワリーワリー。
みんな気付いたと思うけど、できそうなら黒子くんにパスまわしてこーぜ。面白いことになるだろーから」
火神
「晴樹も点とれよ。パスとドリブルしかしてねーじゃねーか」
そんな近くで話しかけんなよ、真上見なきゃなんねーじゃん。
25cm差だっつーの!!!!
首疲れるぞ!!!!
晴樹
「えーいきなり激したくしたくないつーか…
まぁだいたい分かったから……」
火神
「は?」
晴樹
「大我はダブルチーム頑張れよ」
火神
「おう」
俺たちは拳を合わせた。
黒子くんが寂しそうな目に気付かずに……