第3章 ☆徳川家康☆ ~馴れない君~ /完結
『なんで、泣いてるの』
『ごめん…、まだ馴れないの』
『家康のひとつひとつのしぐさや表情にどきどきして胸が苦しい。家康の事が好きすぎてどうにかなりそう…。』
ー 綾
反則…。
好きで仕方ないのは俺の方なのに、自分への想いを素直に話す綾に完全に意識を持っていかれた。
『あんたって人は…俺をもて遊んでどうするつもり…』
声が掠れる。
『手加減、してやらない』
そう宣言してぐぃっと胸をはだけさせて直にその実を舌で攻める。
手を握りあって、空いている右手は蜜壷のなかへ…
始めは軽い抵抗をみせた綾だったが
奥の方を優しく指すっていくうちその抵抗も甘味な喘ぎへと変わる。
俺は軽く口づけて一気に頭を下へしずめた。