第1章 ☆徳川家康☆ ~幸福な道~ /連載中
隣で綾も政宗さんから皿を受け取り
『おいしい!! こんなにおいしいきな粉もち食べたことない』
『そうだろう。。俺が作ってやったんだ、味わってくえよ』
『えーこれ、政宗が作ったの!?
すごい!!』
-騒々しい
若干いらいらしながらもその様子を見ていると政宗さんが俺の布団を乗り出し隣にいる綾に顔を近づけ
『惚れてもいいぞ』
そう、色気を帯びた声で綾に耳打ちした。
-っつ。
『人の布団越しに綾を口説くのやめてください』
そういって俺は政宗さんの顔を押し返した。
『なんだやきもちか?』
楽しそうに俺をみる政宗さん。
『食事の邪魔なだけです』
そういって、もくもくと食べ続け俺は重箱の中身をたいらげた。