• テキストサイズ

【イケメン戦国】紅い華、甘い蜜。

第1章 ☆徳川家康☆ ~幸福な道~ /連載中


―翌日


綾と光秀さんが来るまで玄関で待つが昨日の今日で、、、お互いぎくしゃくする。

俺は懐に入れているあるものをいつだそうか、さっきからそればかり考えていた。

― らしくない

そう、決心して 無言で綾の前に包みを差し出す。


『これ、、耳飾り…?』

とたんに綾の顔が綻ぶ。

『嬉しい…ありがとうございます!
大切にします!!』

そう、胸の前で大事そうに押さえる綾をみて…俺は確かに心が温まるのを感じた。


『やればできるじゃないか』


一気に熱がさめる声がかかる。


『立ち聞きなんて、最低ですね』


にやにや笑う光秀さんの横をさっさと歩いて外に出ようとする。

『あ、行ってらっしゃい…』

立ち止まって、ムスっと

『行ってきます』

そうとう、不機嫌に応えたのに後ろから

『まるで、夫婦だな』

そう言われ、顔が熱くなるのを感じながら先で待つ家臣達と合流した。

/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp