第1章 ☆徳川家康☆ ~幸福な道~ /連載中
そこにいた全員が驚いた顔をして俺をみる。
『厳しいだけだと綾に嫌われるぞ』
呆れたように秀吉さんに注意される。
『別に好かれたいわけじゃない』
綾は一瞬悲しそうな顔をした。
その横で正反対の反応をしたのは…
『へぇ。』―政宗
『ほぅ。』―光秀
『なるほどな。』―秀吉
『何なんですか、あんたたちのその目は』
『初々しいものだな』
『まさか、家康が先手をうってくるなんて』
―っつ。
『ほら、さっさと帰るよ』
早くこの場所から放れたくて足早に綾を連れ去った。