第1章 ☆徳川家康☆ ~幸福な道~ /連載中
何とも言えない感情が顔をだしては押し戻され俺は・・・ここを離れたくなっていた。
盛り上がっている3人が一斉に俺をみる
『そうだ、家康。 綾に何か身に付くものを教えてやってはどうだ』
『家康はこう見えても努力家で武術、剣術、お茶なんでもこなせる男だぞ』
-はぁ? 何いってんのこの人たち。
-ばかなの?
綾が遠慮がちではあるがじっと俺を見つめている。
- 何、その顔・・・あんまりじろじろ見ないでくれる?
その場しのぎのために答えた俺は
『弓術なら・・・いいよ』
- どうせ、逃げ出すでしょ