第3章 売られた喧嘩は買う主義なの!
…………よかった…………
十「あや子!?」
『……ごめ……大丈夫……ほっとしただけ』
一「…無理するな」
『……一兄、ごめっ…十兄、頭の怪我大丈夫?』
十「俺、元気ー!!」
一「…別に」
おそ「……おいおいおい!嘘だろ!こんなもんで俺を倒そうとか思ってたのかよ!」
チョ「調子にのんなクソバカ兄貴!!」
トド「1人じゃさすがにこの人数は無理でしょ。……お兄さん達はいチーズ」
トド兄はおそ兄たちが倒した人々のスボンを脱がせ変なポーズをとらせていた。
「くそっ!? 何なんだこいつら! おい、もういいから全員でてこい!一斉にかかるぞ!」
『………っ!?』
兄さんたちは余裕そうな顔をしているけど…でも…まだ人が…
「その必要はないぜぇー」
どっかーん!とドアが人とともに内側から吹っ飛んだ。
『カラ兄!!』
おそ「なーにタラタラしてたんだよ。こっちはほとんど片付いてるぜ。」
カラ「すまない。ちょっとたてこんでてな。」
「………う、嘘だろ……あ、あいつら、各国の格闘技チャンピオンや傭兵たちばっかなんだぞ。そ、それを…1人で…」
トド「カラ松兄さん脳みそまで筋肉だからねぇ~」
チョ「力だけなら兄妹の中で一番だしな。」
おそ「俺でもコイツとはなるべく喧嘩したくねぇもん」
一「……ちっ、そのまま死ねばよかったのに」
十「さすがカラ松兄さん!」
おそ「さーて、後はお前だけだ。覚悟しろよー」
私の兄たちの最強伝説がまた一つ増えたようです。