第3章 売られた喧嘩は買う主義なの!
チョ「やっと来たか。」
おそ「いきなり連絡されてもお兄ちゃん困っちゃうぜ」
『だって明日はトト子ちゃんの体育祭あるからさぁ』
おそ「ま、そうだな。」
おそ松兄さんはそこら辺の男たちから財布と抜き取り、金額を見てニヤリとする。
トド「そうそうこいつら結構金持ちなんだよね。やっぱり家が医者って違うよねぇー」
チョ「今夜は祝杯だな!」
みんなが予想外の収入ににやにやしている中、いつもであれば真っ先にその空気を作り出すはずのおそ兄が私のところに来る。
おそ「………これ 大丈夫なのか?」
その指した指は私のお腹に向いていた。………………バレてたか。こういうところはやっぱり長男だなと思う。私は頷いた。
おそ「ほれ帰るぞ」
おそ兄が私の前で後ろ向きに屈んだ。おそ兄の有無を言わせない目に私は反論するのを諦め、その背中に乗ったのでした。